西井 柊人

経験を活かして
あたらしいステージへ。

中途採用

SHUTO NISHII

西井 柊人

賃貸営業部 金沢駅前店/2021年入社

県外の不動産会社から当社へ。サウナが趣味で貸切サウナもたしなむほどだが、サウナハットは持っていない案外ライトなサウナー。石川県出身。

仕事内容を教えてください。

借り手のニーズを満たしながら
貸し手の希望にも応えていく。

ざっくり言うと、アパートのお部屋の借り手が見つかるように、オーナーさん(持ち主)に寄り添ったサポートをしています。社内では「リーシングディレクター」というポジションです。アパートに空室があるとオーナーさんの不動産経営が不安定になるので、全力でサポートさせていただいています。たとえば、お部屋の魅力を高めるために「テレビインターホンや宅配ボックスのような設備を導入しませんか?」と提案したり、「家賃設定を見直してみませんか?」と相談させていただいたり。入居者を募集するお部屋が出てくれば、お部屋探し専用サイトに情報を載せるために、写真を撮りに行くのも大事な仕事です。入社してから数年間は営業をしていたので、このお部屋だったら、どんな設備があって、どんな家賃で、どんな写真が載っていたら借りてもらいやすいか、肌感覚でわかるんですよね。建物管理の基礎を身につけるために、入居者さんからのリクエスト対応に同行したり、入居される前、退去された後のお部屋のチェックにも同行させてもらってます。まだまだ担当しているオーナーさんの数はすくないんですけど、知識と経験を積み上げていくために、まずはやってみようって感じで、いろんなことに取り組んでいます。

忘れられないエピソードを教えてください。

いろんな側面から視ることが
たいせつだと知った。

あるとき、上司のオーナーさん訪問に同行させてもらったんです。はじめてオーナーさんにお会いする機会だったのでドキドキしながら伺ったら、ふつうのおばあちゃんで。お菓子やらコーヒーでもてなしてくださる、とてもやさしい方でした。このオーナーさん、所有されているアパートの外壁工事をされようとしていたんですね。見積書を上司に見せてもらったら、外壁工事って100万円単位でお金がかかるんですよね。物件規模によってまちまちなんですけど。それまで営業だったので、目にする金額って家賃で数万円とかじゃないですか。だからそんな大きい額面の見積書を見ただけでビックリして。オーナーさんはリスクを背負ってアパート経営されているんだなって実感しました。営業をしていた頃って、目の前のお客さまのお部屋探しに精一杯で、紹介している建物のオーナーさんのことまで考える余裕はありませんでした。でもこうやってオーナーさんと接する機会が増えて、貸す人、借りる人、仲介するわたしたちの関係性を俯瞰できるようになりました。数ヶ月後、ごあいさつに伺った際に「満室にしてくれてありがとう」って感謝の言葉をいただいたときは、すごくうれしかったのを今でも覚えています。

宅建に合格するための勉強方法は?

長丁場を乗り切るために
みつけた秘策が!

10月の試験に向けて、繫忙期明けから徐々に勉強をはじめて、ゴールデンウィーク明けから本格的に取り組んだと記憶してます。最初の頃は参考書を読み込んで、たいせつな部分をマーキングしてました。繰り返し問題を解いて、間違えたら参考書に戻るっていうルーティンも続けました。だんだんと苦手な分野がみえてきたので、ひとつずつ着実に潰していきました。ラスト2ヶ月はひたすら過去問を解きまくりです。千本ノックなみに問題を解き続けたおかげで、試験本番でも大きなトラブルはなく、無事に合格できました。大きな声では言えないんですけど、じつは合格を勝ちとるための秘策があったんです。その頃にハマってたアニメが“進撃の巨人”だったんですよ。すごく観たいけど勉強もしなくちゃなぁって悩んでたんですよね(笑)それならと、仕事が終わってから寝るまでの間に1時間勉強したら、“進撃の巨人”を観てもいいことにしたんです。この作戦は見事にはまってはかどりました(笑)こうやって宅建に合格してみると、達成感はもちろんあったんですけど、なにより自信がつきました。地に足がついたというか。オーナーさんにとっても「宅建を持ってる西井」の方が、安心していただけるんじゃないかなと思うんですよね。

この記事の内容は取材当時のものです。