仙石

わたしにとって、会社にとっての
当たり前のレベルを引き上げたい。

中途採用

NANAMI NAKAMURA

中村 七海

賃貸管理部 リーシングサポート課/2021年入社

10数年来の野球好き。大学時代は野球部のマネージャーとして選手を支えた。バッティングセンターでのフルスイングで気分転換。石川県出身。

仕事内容について教えてください。

ある意味で
会社にとっての最後の砦。

リーシング課は、オーナーさまが所有している物件情報と、その物件にひもづいた入居者さまの情報の両方を、適切な状態に管理する業務全般を担っています。わたしがおもに担当しているのは契約更新と火災保険です。契約更新に関していえば、10月〜12月に更新用書類を入居者さまに一斉に送付して、1月〜3月に更新処理をしていただく流れになります。処理が遅れている方には督促をしたり、申請内容に不備等ある方には確認のご連絡を差しあげます。契約更新の対象者は毎年数千人規模になるんですよ。で、わたしが所属しているリーシング課って社内では「最後の砦」って言われてるんです。なぜかというと、営業担当者が基幹システムに入力した契約情報は、その内容が間違っていたとしたら、わたしたちが見つけなきゃいけないんです。ただ、見つけたとしても修正ミスしてしまったら、もうその先は誰も気付けないんです。そのまま正しくない金額でオーナーさんに送金しちゃったり、入居者さまに請求してしまったりと、大ごとになってしまう危険性をはらんでいるんです。なので常々、緊張感を持って仕事に取り組んでいます。

力を入れていることはありますか?

目指しているのはユニバーサルな
仕組みづくりとコミュニケーション。

これまでは書面で行っていたアパートの賃貸契約の更新手続きを、ウェブサイト上で処理いただくようにお願いするようになっているんですね。ご入居者さまもわたしたちも、手間が減らせて楽になったと感じる反面、いままでの更新手順の変更にとまどう方も一定数いらっしゃるんです。とくに、長いあいだ当社の管理する物件にお住まいの方は、何回も書面で契約更新してこられたわけじゃないですか。それがネット経由に変更に変わったわけです。そういう方のなかには「携帯電話の使い方もわからないのに、処理できるわけがない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。とくにお年を召した方に多いですね。そういった場合はもちろん、特別に書面での対応もさせていただいていますが、この件に限らず、今後、世の中の流れとともに、いろんなことが変わっていくんだと思います。お客さまにお手間をおかけする場面も出てくるでしょう。そういったときに、お願いする背景もふくめて、うまくお客さまに伝えることができるといいなと研究している段階です。お客さまも当社も、お互いがハッピーになるようなかたちを模索したいですね。

大切にしていることを教えてください。

キャッチアップめざして
学びつづける。

わたしは中途入社なんですけど、業務内容を知らないまま入社して、いまの部署に配属されてみると、みなさんプロフェッショナルじゃないですか!とにかくリーシング課のみなさんのレベルが高くて、はやく追いつかなきゃっていう感じだったんです。なんとかみなさんのレベルに追いつきたくて、電話やメールで問い合わせを受けたときは、自部署の案件じゃなくてもなるべく自分で回答するようにしてきました。担当者に丸投げすれば、考える手間も省けて楽なんですけど、それだと成長できないかって。最近は他部署の方から質問されることも増えてきて「あぁ、自分の知識もすこしずつ積み重なってきたな」と感じる場面もでてきました。知識と経験を積み重ねて、先輩や上司に頼らないで問題解決できた時に成長したと思えますし、仕事を通して自分の成長を実感できると楽しいですよね。もっと知識を増やしたいと思って宅建士はもちろん、FPの資格も取得しました。いまの業務に直結するかはわからないですけど、税金とか不動産の分野も学べて勉強になりました。やっぱり勉強してる人と勉強してない人って、知識量が違うし、仕事に対する自信にも差がついてくると思うんですよね。

この記事の内容は取材当時のものです。